【低いからこそ見える真実】100円で生まれる圧倒的格差の衝撃

コラム

1万円を払えるか、1千円を払えるかより

100円を払えるか?というハードルの方が人間性の深淵を垣間見ることができる。

競艇という鉄火場に足を踏み入れた僕はそんな世界を垣間見る。

競艇。。。そこはボートにのるレーサー達に夢をはせる場所。

そんな夢が詰まった場所に入るのに必要なものがある。

そう、100円だ。

入場料に100円がかかる。しかし、入場料を払えば生のボートレースを見れる。かける事もできる。

皆100円を払ってボートレースを見るものだ。そう思っていた。

しかし、そこに闇のエリアが存在していたのだ。

それは入場無料ゾーンである。

入場無料ゾーンは狭く、券売所とモニターしかない。客席には来ることが出来ないのだ。

つまり、生のボートレースは見れず画面のみで掛けている人たち。

入場するために必要な100円すらもケチってギャンブルをするような人たちで溢れかえっているスペースである。

それはもう凄かった。有料エリアでもまぁまぁギャンブル狂みたいな方たちはいたが、その比ではなかった。

もう明らかにヤバい人たちである。雰囲気というかオーラというか。

いわゆる、殺伐とした雰囲気というやつ。

空気が重いし苦しい。。。それなのに視線は感じない。TVか新聞しか見ていないのだ。

人々がまとう負のオーラのみで満たされている空間。まさに異様!スラム街というものを想起してしまった。

100円の重みをまざまざと痛感させられた。

100円という底のみを切り取る金額。お金の使い方、値段設定について改めて考えさせられた。

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