【一歩踏み出す勇気】チーズはどこへ消えた?の大事な部分をまとめてみた【書評・要約・感想】

この本を読むと一歩踏み出すことの大切さを理解する事が出来ます。

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あらすじ

本書は3部構成になっており

  1. 社会人になった同級生たちの会話
  2. チーズはどこに消えた?の本編
  3. 本編を基にした同級生たちの考察

という流れで話が進んでいきます。

1と3も中々にタメになる話も書かれており、読んでいる人の心境に近いので
身近な言葉でつづられているので、共感できる部分も多くあります。
が、本編ではないのであらすじでは割愛します。

本編のあらすじを簡単にご紹介すると

※これ以降はネタばれも含まれているので、本を読みたいという方は飛ばしてください。

迷路の中に小人2人とネズミ2匹がいる。
二人と二匹は毎日迷路の中でチーズを探して食べています。
ある時、二人と二匹はチーズが大量にある場所を見つけました。
小人たちは、チーズの近くに住み毎日チーズを食べていました。
ネズミたちは毎日チーズを探して食べる日々を続けました。
しかし、ある時大量にあったチーズが忽然と消えてしまいました。
ネズミたちは、慌てることなく新たなチーズを探しに出かけましたが
小人たちはそのチーズをあてにして生活していたので、どうにもできません。
原因を探りますが中々見つからず日数だけが経っていきます。
片方の小人は新しいチーズを探しに出かけようといいますが、
もう片方の小人は何かと理由をつけて、その場所を離れようとしません。
結局、一人でチーズを探しに出かける事となり、紆余曲折を経て
新しい大量のチーズがある場所を見つけ、
行動する事、恐怖に打ち勝ち一歩踏み出すことの大切さを実感します。
残った方の小人は果たして・・・

と、ざっくりとこんなお話しです。
ちなみに、残った方の小人がどうなったかは
本編でも明らかにされていません。

要約

上記のストーリーから特に僕が大事だと感じた教訓を3つ抜粋してご紹介していきます。

上記のストーリーから特に僕が大事だと感じた教訓を3つ抜粋してご紹介していきます。

いつ何が起こるか分からない

ストーリーの中で、大量にあったチーズが突如消えてしまいました。
これは、現代社会にも通じる事で、会社に依存している状態を表しています。
昔の日本では、終身雇用とも言われ大企業に入れば定年までの仕事や収入が約束されていましたが
リーマンショックや、年金問題、最近のコロナウイルスの影響等で
大企業に
実際、NECや富士通等の名だたる企業がリストラを行ったりもしています。

大企業に入れば安泰という時代は終わりました。
中小企業であればなおさらです。

そんな中、頼れるものは自分しかありません。

小人たちは大量のチーズにあぐらをかいていましたが
ネズミたちは大量のチーズを見つけても、迷路の探索をやめませんでした。

結果、チーズがなくなってもネズミ達はそこまで困らずに
次のチーズ探しへと動く事が出来ました。

一方、小人たちはその現実が受け入れられず
チーズがなくなった原因を調べつつ、チーズが復活するのを待つだけになりました。
調べたところで何も解決しないのに。

現状のままで甘んじることなく、何が起こるか分からない時代に
様々な事にチャレンジして自分の可能性を拡げておくというのが
いかに重要か?そして、如何に変化に対応すべきか?
という事を教えてくれています。

恐怖は頭の中にしかない

あらすじでは書いていませんでしたが、小人たちがすぐに動かなかった理由に

「新しいチーズを探しに行ったところで見つからなかったらどうするのか?」

という恐怖が頭の中を支配してしまい、中々行動に移せないという描写があります。

これは、皆さんも同じ様な経験があるとおもいます。
悪い方向にいったらどうしよう。失敗したらどうしよう・・・
という恐怖に頭がいっぱいになってしまい、動けなくなってしまうことが。

しかし、その恐怖というのも実際は自分の頭の中で起こっているのみで
現実でその恐怖が起こっている訳ではありません。

また、往々にして思っていた様な悪い結果がでるという事は多くないです。

つまり、自分で自分を恐怖で縛り付けている状態になっているという事です。

そうなっては、身動きとることができません。

恐怖は現実に起きているわけではなく頭の中にしかないという事に気づきましょう。

恐怖に打ち勝ち一歩踏み出す大切さ

これは、上記とも被ってしまうのですが
”恐怖は頭の中にしかない”という事を理解して
チャレンジするという事が何より大事という事です。

動いた小人も、恐怖に打ち勝ち 一歩を踏み出したことで
新しいチーズを見つける事が出来ました。

今の世の中は情報にあふれかえっており、一歩踏み出す前に
たくさんの情報を得る事が出来てしまいます。

しかし、その情報は玉石混交で我々の頭を悩ませてくれます。

結果、完全に失敗しない方法が見つかるまで情報を探す
という事をやってしまいがちです。

ただ、そんな情報はありませんし
あったとしても、それが見つかった時には
既に役立たずのものになってるかもしれません。

僕たちに大事なのは、恐怖は頭の中にしかない
ということを理解して初めの一歩を踏み出すことなのです。

踏み出せば、新しい世界が広がっているはずです。

まとめ

さて、今回はチーズはどこへ消えた?の要約まとめについて書いていきました。

分厚くなく、物語仕立てになっているので
本が苦手な人でも読みやすく
子供でも読める内容となってます。

これからの時代、いやいつの時代にも通用する
普遍の大切な原則なので読んで損はありません。

名言もたくさんありますので
自分なりの金言を探してみるのもいいのではないでしょうか?

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