子供向けマジックショーで大事にしているたった1つのこと

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どうも、ハジメです。(HIKAKIN風)

今回は、子供向けのショーを多くやっていく中で、ふと気づいた事です。
子供会みたいな、子供だけしかいないショーではなく
親も一緒に見ているショー前提にはなりますが、
子供向けマジックショーが苦手な方は参考にして頂けると幸いです。

結論として、子供向けマジックショーは”親子の思い出を作ってあげる事”を意識してやってみて下さい。
例えば、色んな子を前に出して写真を撮る場面を作ってあげるとか。
最悪、大したマジックをしなくても楽しい思い出を作ってあげることが出来れば
ショーは大成功だと思ってます。

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どこで気づいたのか

あるイベントでクロースアップ~サロンくらいの現場でショーを行っていた時
親子ずれのお客さんが来て、僕のマジックを見てくれていました。
この時は、前に人を出して一緒にやれば一体感が生まれて楽しんでくれるだろう。大人より子供を前に出した方がいいだろう。
位の感覚で子供を前に出してマジックを演じていました。
そして、最後の現象が起こった後、拍手~ぱちぱちで終わろうとしたのですが
そこで、今回の気づきが得られる事件が起こりました。
お父さんが最後の現象が起きたままの状態で子供の写真を撮り始めたのです!!!
まぁ、特によくある光景なのですが
何故かその時に、これだ!という感覚に襲われました。
親子の想い出を作ってあげるのが自分の仕事なんだと。マジックを見せる事は本質ではない!という事を感じました。

凄いマジックは必要か?

マジシャンですので、なるべく凄いマジックを見せて楽しんで欲しいという気持ちはあります。
まぁ、大人相手であればそれでもいいのですが、子供相手の場合そんな単純ではありません。
むしろ、マジシャンが出来る殆どの事がすごく感じます。そして、子供はこちらが凄そうにすると挑戦感を感じてタネを見破ろうとしたり
その場の空気を壊そうとしてきます。
それって、お互い不幸ですよね。それを見ている親もヒヤヒヤもんです。
それに対してマジシャンが冷たい態度でもとろうもんなら、決していい思い出になりません。
あいつは、もう見たくないねくらいなもんです。
そうなるのであれば、マジックのレベルは落としつつ、コミュニケーションが取れて
なるべく前に出て一緒にできて、シャッターチャンスが取れるようなマジックを多くやった方が
見ている方もやる方も楽しいはずです。
また、大体の子供は前に出た時暴れないですし、それ以降友好的に見てくれます。

主役は誰か?

マジックショーでの主役は誰でしょうか?
我々マジシャンでしょうか?
僕は、それは違うと思っていて(特に子供向けは)、マジックショーの主役は見ている子供たちなんです。
彼らの人生に、たまたま僕達が楽しませるために現れただけというスタンスだとおもっています。
彼らの人生の主役は彼らで、僕たちマジシャンは村人Aもしくは道化師でしかないのです。
こちらが、どんな不思議な事をしても、時間がたてば何をしたかなんて忘れてしまいます。
しかし、いい思い出として残れば何があったかは思い出せなくてもいい思い出が蘇ってきて、あのマジシャン楽しかったねとなる訳です。
どうせ記憶に残るなら、いい思い出であってほしいですもんね。

まとめ

さぁ今回は、僕が子供向けマジックショーで気づいた大事な事について書いていきました。

正直、子供向けでなくすべてのマジックショーに言える神髄なのではないかと思います。

自分を彼らの記憶に残すのでなく、彼らにいい思い出を作る手助けをしてあげる事。これが、大事なのではないでしょうか。

それでは、みなさん良いマジックライフを。

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